犬の病気

異物を飲み込んだときの応急処置

異物を飲む込むことが特に多いのは、子犬です。
子犬は好奇心旺盛で、何にでも興味を持ち、すぐに口に入れようとします。
一番大切なことは、飲み込みそうなもの、飲み込むと危険なものは、子犬の周りに置いておかないということです。
また、犬が口に何かを入れようとしたら飼い主の指示で止めさせるというしつけも必要です。
気をつけていても飲み込んでしまったというときのために応急処置を知っておきましょう。
異物を飲み込むことは病気とは異なりますので、応急処置を施すことで死なせずにすむ場合も多くなります。
応急処置の後、速やかに病院へ連れて行きます。
まずは、慌てて吐かせようとせずに、何を飲み込んだかを確認してください。
パチンコの玉などの丸いものなら吐かせても大丈夫ですが、尖った部分のあるものは無理に吐かせないようにします。
尖った部分で食道を傷つけてしまう場合があるからです。
飲み込んだ後でも苦しそうにしていない場合は、異物が胃の中に入っている状態です。
吐かせても大丈夫な異物なら、食塩を飲ませてみましょう。
体重10キロの犬で、5~20グラム程度をスプーンで舌の上に置きます。
5~10分で異物を吐くことがありますが、飲み込んでから時間が経ち、腸にまで達しているような場合は難しくなります。
異物が食道につまり、呼吸困難に陥った場合は緊急を要します。
小・中型犬の場合は、後ろ足を両手で持ってぶら下げ、何回か上下させて吐き出させます。
大型犬の場合は、横向きに寝かせ、胸の後方に手のひらを当て、前方へ向かってぐっと急激に力を入れて押します。
食べ物を詰まらせたときは、吐き出させるより、ボールペンの丸い方などを使って奥に押し込むほうが効果的です。
食べ物を詰まらせることが多いのは、小型の子犬、老犬、病気の犬などです。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 金曜日, 12月 25, 2009

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応急処置 2

やけどや中毒などは、一瞬の油断で起こることが多く、飼い主も動転してしまいがちですが、冷静に応急処置をすることで命を落とさずにすむ場合も少なくありません。
・やけど
直接熱いものに触ってやけどをした時は、まず、水を掛けて冷やします。
犬が嫌がるようなら汚れを落とす程度でもかまいません。
やけどの範囲が広い場合は、滅菌ガーゼで患部を覆ってください。
氷と水を入れたビニール袋を患部に当てて、冷やしながら病院へ行きましょう。
飼い主の判断で薬を塗ることはやめてください。
ガソリンなどの化学物質を浴びてやけどをした場合は、石鹸や動物用シャンプーと水とで化学物質を洗い流します。
患部は真っ赤になり激しい痛みを伴っているはずですので、犬が痛がるようなら、無理にこの処置を行うことはやめます。
・中毒
中毒を起こしたものがわかっている時は、すぐに病院へ電話をします。
その場ですぐに応急処置について獣医から指示がある場合がありますので、指示に従って処置をしてから病院へ運びます
病院へは、毒物を容器ごと持参します。
・日射病、熱射病
犬は汗をかきませんので、暑さには弱い動物です。
炎天下や車の中への長時間の放置、暑い時期の日中の散歩などで、日射病や熱射病といった病気になります。
風のないような状態では特に危険です。
熱射病は、処置が遅れると脳に障害を起こして、最終的には死亡してしまうという怖い病気です。
応急処置としては、一刻も早く涼しい場所に移動して身体を冷やすということです。
水を入れた浴槽に頭を出して浸したり、ホースで直接犬の身体に水をかけたりして冷やします。
その後、頭を冷やしながら病院へ運びます。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 木曜日, 12月 24, 2009

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応急処置 1

突然犬の具合が悪くなったり、交通事故を起こしたりした場合、動物病院へ連れて行く前に応急処置をしましょう。
知っておきたい応急処置についてまとめました。
・意識がない
まず呼吸の有無を確認します。
呼吸をしているときは、刺激を与えないように注意して病院へ運びます。
呼吸が止まっているときは、速やかに気道を確保します。
犬の舌をひっぱり出すと、呼吸はしやすくなります。
呼吸が回復したら病院へ運びます。
自発呼吸をしない場合は、人口呼吸を行いながら、一刻も早く病院へ運んでください。
・けいれん発作
まず、何かにぶつかって怪我をしないように、危険なものを取り除くか、安全な場所へ犬を移動させます。
けいれんの発作のほとんどは、てんかんや心臓の病気が原因で起こります。
病院へは発作がおさまってから連れて行きます。
発作の続く時間は、心臓の病気が原因の場合、10~20秒程度、長くても1~2分で治まります。
てんかん発作の場合は、通常は1~2分程度で治まります。
発作を起こしている間は、声をかけたり、身体にさわったりしないようにしてください。
安心させるためと思っても、実は状態を悪化させることになります。
・出血
病院へ運ぶ前に止血します。
出血している部分より心臓に近いところを、包帯やタオルなどで強くしばります。
しばった内側へ棒を入れてねじるとより効果的です。
止血処置をしてから、そっと病院へ運びます。
・骨折
骨折していると思われる部分に無理に触らないでください。
手足の骨折で、骨が外から見えるような時は、救急処置が必要です。
傷口を消毒薬で消毒し、滅菌ガーゼで覆います。
できれば添え木を軽く当てて、病院へ行きます。
犬を運ぶときは、平らな板や段ボールなどを担架代わりにして運びましょう。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 水曜日, 12月 23, 2009

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目の病気

犬はもともと近視で、視力の弱い動物です。
反面、嗅覚が非常に優れているので、視力の弱さは、生活にそれほど影響していないと言われています。
もし失明してしまっても、慣れている場所では、何かにぶつかるなどの不自然な動きが目立たないことも多く、飼い主が失明に気付かないこともあるほどです。
それほど目の異常は見逃しがちですので、特に気をつけてあげましょう。
・外傷
犬の目の異常で一番多いのは外傷を負った際に起こる、細菌などによる二次感染です。
外傷を負うと、犬は痛みから目をつむってしまいます。
そのために、どんなにひどい傷があっても飼い主に見つけにくく、気付かれないことがよくあります。
犬が長時間目をつむっているような時は、動物病院を受診しましょう。
・眼瞼内反症と外反症
内反症はまぶたが内側に反転してしまっている状態のことで、外反症は、逆にまぶたが外側にめくれてしまっている状態のことをいいます。
犬種によって特徴的に見られる病気でもあり、内反症は、アイリッシュ・セッター、チャウチャウなどによくみられ、外反症はブルドッグ、ビーグル、コッカー・スパニエル、セント・バーナードなどにみられます。
・涙管閉塞
涙管が詰まる病気です。
涙がいつもあふれ出て、眼の内側の下のほうが涙やけを起こし茶色に変色するという症状がみられます。
マルチーズやプードルに多発します。
・白内障
老犬になると、白内障にかかる確率が高くなります。
ほとんどは後天的なものですが、先天的なものもあり、アフガン・ハウンド、シュナウザー、コッカー・スパニエル、プードルなどによくおこります。
白内障は、進行すると、最後は失明します。
早期治療によって回復は可能ですから、6~7歳を過ぎたら定期検査を受け、早期発見に努めましょう。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 火曜日, 12月 22, 2009

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耳の病気

犬は人間の約6倍の聴覚を持ち、視力の弱い犬にとっては、耳は、危険を察知するための重要な感覚器官となっています。
耳の病気にかかると、聴力が落ちてしまうこともあります。
聴力の落ちた犬は、音による危険の察知がし辛くなりますので、散歩中などは注意が必要です。
・耳ダニ感染
ミミヒゼンダニというダニが耳の中に寄生する病気です。
感染力が非常に強く、特に生後2~3ヶ月の子犬が最も寄生されやすくなっています。
犬が頭を振ったり、傾けたり、耳をかくといったしぐさが見られたらダニの感染を疑いましょう。
寄生されると、黒く固まった耳垢になります。
定期的に耳の中をチェックして、異常を感じたらすぐに診察を受けましょう。
・外耳炎、中耳炎、内耳炎
外耳炎は、細菌やダニによる感染、アレルギー、腫瘍などの病気や、異物のつまりや耳垢などで、外耳道が炎症を起こす病気です。
外耳炎がひどくなると、中耳との境界にある鼓膜が何らかの原因で破れ中耳にまで炎症が広がり、中耳炎となります。
さらにひどくなると、内耳炎になります。
外耳炎はかゆみや痛みを伴いますので、犬は頭を振ったり、耳をかいたり、首を傾けたりというしぐさが多くなります。
中耳炎や内耳炎になると、膿が流れ出たり、耳から悪臭が出るようになります。
また、内耳が冒されると、一定の方向にグルグルと回り始めるなどの運動障害の症状もあらわれてきます。
部位が深いほど治療が難しくなりますから、異常を感じたら早めに受診しましょう。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 月曜日, 12月 21, 2009

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気になる変わったしぐさ

下痢や嘔吐といった、明らかに身体の異常とわかるような症状ではなく、滑稽とも思える変わったしぐさをとっている時も、病気のサインである場合があります。
犬が自分の尻尾を追いかけているのを見ると、一人で遊んでいるのかと思ってしまいますが、これも一つの異常行動であり、注意が必要です。
お尻に炎症がある場合や、ストレスから来る行動である場合があります。
また、痴呆から来る行動という可能性も考えられます。
まずはお尻に炎症や腫れがないかを確認してみましょう。
お尻を地面にこすりつけている犬は、お尻にかゆみがあったり、違和感を覚えている犬です。
お尻の周囲が腫れていたり、炎症を起こしていたりする場合は、肛門のう炎や肛門周囲腺腫などの病気にかかっている場合が多くあります。
肛門のう炎は、肛門の左右の下の方にある肛門のうという小さな袋が炎症を起こす病気で、かゆみとともに肛門の周りの悪臭という症状も伴います。
肛門のうにはにおいのする分泌物がたまっていて、健康なときは、排便時に便と一緒に排泄されています。
正常に排泄されずに分泌物がたまると、炎症を起こしたり細菌に感染したりして袋に穴が開き、かゆみや悪臭の原因となります。
肛門周囲腺腫は肛門の周囲にある分泌腺(肛門周囲腺)にできるがんです。
睾丸からでるホルモンが原因でがんが発生します。
ペニスの周囲や背中の腰に近い場所、尻尾のつけ根などにも肛門周囲腺は分布していますので、そこが硬く盛り上がることもあります。
肛門周囲腺腫は去勢していない高齢のオス犬に多く見られます。
メス犬にはあまり見られません。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 日曜日, 12月 20, 2009

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頭を振る

犬が頭を何度も振るしぐさをする場合は、耳の異常が疑われます。
最も多い病気は、外耳炎や耳かいせんです。
犬の耳のなかは複雑になっているため、人間よりも通気性が悪くなっています。
そのため、耳の穴にたまった耳垢が変質を起こしたり、たまった耳垢に細菌が繁殖したりしやすく、外耳炎などの病気が起こります。
頭をしきりに振るのは、炎症による分泌物や、耳の中に入り込んだ寄生虫などの異物を振り飛ばそうとしているためです。
耳の中にかゆみがある場合は、後ろ足で耳の後ろをかくしぐさを頻繁にするようになります。
耳の垂れている犬種や耳の中の毛が長い犬種は、特に病気にかかりやすいので、日ごろから耳の掃除とチェックを怠らないようにしましょう。
外耳炎の予防には、耳の中の掃除をして耳を清潔に保つことが大切ですが、間違った掃除の仕方をして外耳炎を起こしてしまう場合も少なくなく、注意が必要です。
耳かいせんは、ミミヒゼンダニが寄生することで起こる皮膚炎です。
ミミヒゼンダニは耳垢を食べ、外耳道の皮膚に寄生、繁殖します。
寄生すると、耳垢は黒っぽくなり悪臭を放つようになります。
治療には、ミミヒゼンダニの完全な駆除が大切です。
虫や草の実などの異物が入ってしまった場合、飼い主が自分で取ろうとするのはかえって危険です。
また、そのまま放置して悪化させてしまうと、外耳やその周辺の皮膚が厚くなって耳の穴をふさいでしまうこともあります。
必ず獣医の診察を受けるようにしてください。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 土曜日, 12月 19, 2009

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目の異常

犬が前足で目をこすろうとしているしぐさは、目やその周りに痛みやかゆみがあるためと思われ、結膜炎や角膜炎、花粉症などのアレルギー性の炎症など、眼の病気にかかっている可能性があります。
ものがよく見えないといった視力障害時の場合も目をこするようになります。
緑内障や白内障などの病気にかかっていると考えられます。
いずれにしても、目を頻繁にこすることで目に傷をつけてしまいかねません。
動物病院で診察を受けて下さい。
目ヤニや涙も病気のサインとなる場合が多くあります。
涙は、目の中に入った異物を洗い流したり、眼球の乾燥を防いだりといった役割を持っていますので、一時的に出た涙であるならそれほど心配は要りません。
いつも涙がたまっている場合や、涙の色が濁っている場合は病気の可能性が大です。
涙が止まらない時は、涙を鼻腔へと流しだす涙小管が詰まる流涙症という病気が原因と考えられます。
まぶたが目の内側に巻き込まれている眼瞼内反症や、下まぶたが目の外側にめくれている眼瞼外反症が原因になり、炎症や涙の過剰な分泌といった症状を起こすときもあります。
シーズーなどの目が大きく露出した犬種では、犬同士でケンカをしたり興奮したりした場合や、衝突などで眼球が外へ飛び出してしまう場合があります。
そういった時は、水に浸した柔らかいタオルで目を押さえ、急いで動物病院を受診してください。
眼はとてもデリケートな部位ですので、飼い主が勝手に判断したり、治療したりすることは大変危険です。
軽く考えずに、どんな場合でも必ず受診するようにして下さい。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 金曜日, 12月 18, 2009

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抜け毛

春から夏にかけて、犬の身体は気温の上昇に反応して冬毛が抜け落ちる換毛が始まるため、たくさんの毛が抜けます。
また、季節に関係なく、常に少しずつ生えかわっていますので、普段から多少の抜け毛はあります。
どちらもそれが正常な状態であり、病気ではありません。
換毛の季節以外で、または、全身や一部の毛が異常に抜け落ちるような場合は、何らかの病気にかかっている可能性があります。
病気によって抜け落ちる場所や抜け方は違います。
・円形に抜けている
皮膚真菌症
・広範囲に抜けている
膿皮症
・目や口の周りが抜けている
ニキビダニ
・顔や足、背中や脇などが抜けている
アレルギー性皮膚炎
・お尻から背中にかけて抜けている
ノミアレルギー
・左右対称に抜けている
クッシング症候群、副腎皮質機能亢進症
細菌や寄生虫などからの感染が原因で起こる抜け毛は、感染源である細菌や寄生虫が退治されれば、その後2~3週間程度で再び毛は生えてきます。
クッシング症候群や副腎皮質機能亢進症といったホルモンのバラスの崩れによる抜け毛は、治療を開始してから再び毛が生えるまでには、早くても1ヶ月程度かかります。
ホルモンバラスの崩れから来る抜け毛は、皮膚が黒ずんできたり乳房が大きくなってきたり、外陰部が肥大するといった症状も伴う場合が多くなります。
かゆみを伴わない抜け毛は気付かないことが多いので、ブラッシングを定期的に行ってチェックしましょう。
毛の長い犬種も気付きにくいので、毛をかき上げるようにして確認してあげてください。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 木曜日, 12月 17, 2009

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異常なよだれ

犬は発刊作用が弱く汗をかきにくいため、体温調節は主に口で呼吸をすることで行っています。
そのため、暑いときや運動した後などは、よだれ(唾液)をだして体温を調節しています。
美味しそうな食べ物を見たときや、においをかいだ時もよだれを出します。
また、口吻の短い犬種や下唇が深く垂れている犬種は、普段からよだれをよく流しています。
異常にすぐに気付くことができるように、犬の普段のよだれの状態をよく観察しておきましょう。
だらだらと流れ続けるなど異常に多く流れる、あぶく状、血が混じっている、においがひどいなどの状態の時は、重大な病気にかかっているか怪我をしている可能性があります。
よだれの異常に気付いたら、まず犬の口の中を観察し、口内炎や歯周病などの炎症や怪我などがないかをチェックしてみてください。
見た目の異常がないようでしたら、何らかの病気の疑いがあります。
すぐに動物病院で診察を受けてください。
大量のよだれの原因となる病気としては、ジステンバー、狂犬病、レプストピラ菌に感染しておこるレプストピラ症、てんかんや口の中のがんなどがあります。
狂犬病、レプストピラ菌は人にも感染しますので注意してください。
唾液腺の炎症でも大量のよだれが出ます。
唾液を分泌する耳下腺、顎下腺、舌下腺におこる炎症で、耳の下、あごの下、舌の下の腫れを伴います。
熱中症や乗り物酔いでもよだれは多くなります。
炎天下での散歩や、車の中に長時間放置されると熱中症になります。
熱中症にかかった場合は、涼しい場所に移して、犬の体に水をかけ冷やしたあとで、病院に連れて行きましょう。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 水曜日, 12月 16, 2009

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