糖尿病網膜症と失明

糖尿病網膜症で失明するのは、大体、働き盛りや、社会の中心的重要地位を占める年代に起こります。
そうした状態になると、糖尿病網膜症は、硝子体出血や網膜剥離、血管新生緑内障を併発し、そのまま放置すると、失明に至るのです。
そして、時に大出血を起こして糖尿病網膜症の病状を悪化させる恐れがあります。
そして、糖尿病網膜症で起こった失明というのは、いわゆる、中途失明と言われています。
そのため、最近では、糖尿病網膜症による失明は、かなり大きな社会問題になっています。
自覚症状が乏しいので、糖尿病網膜症は放置することが多く、増殖網膜症に移行することで、突然の大出血が起こり、失明してしまいます。
本来は正常の視力だった人が、人生の途中で、糖尿病網膜症により、突然、失明してしまうのです。
目の奥側にある網膜の毛細血管に小さな血管のこぶができて、眼底出血を起こすのが糖尿病網膜症になります。
ましてや、40~50歳を過ぎて糖尿病網膜症で、今まで見えていた物が急に見えなくなると、状況の変化にとてもついていけません。糖尿病網膜症というのは、日本では、中途失明の原因では、現在、第1位となっていると言われています。
血液が流れなくなった場所には、新生血管という新しい血管が出き、栄養不足を補おうとしますが、新生血管は非常に破れやすいので、糖尿病網膜症になるのです。