人生ゲームは今も大人気

おもちゃと呼ばれる商品の中には、ボードゲームもあります。
テレビゲームが普及するまでは、このボードゲームが子供達の娯楽の中心でした。
その中でも特に、老若男女問わず親しまれていたゲームが、人生ゲームです。

タカラトミーが販売したこのおもちゃ、最初は人生という重々しいタイトルもあってなかなか普及しなかったようですが、その内容の多様さ、深さもあって、徐々に浸透していきました。
元々はアメリカ発のゲームなので、当初はアメリカのエキスを多分に含んだゲーム内容でしたが、徐々に日本版にシフトしていき、そこから幅広い層に広まったようです。
1960年代に初代の人生ゲームが出たものの、2代目が登場したのはなんと80年代。
かなり時間はかかったものの、それ以降は日本を代表するおもちゃのひとつとして、爆発的な人気を獲得していました。

人生ゲームのポイントは、双六をよりシステマチックにして、尚且つ身近な内容にしたことでしょう。
何と言っても(架空ではあるものの)お金を扱う点が一番の魅力ですね。
子供にとって、擬似とはいえ大金を持ち、そのお金を自分の選択によって使用していくという事は、この上ない幸福感となりますし、何より生活に密着した知恵や判断力を養えます。
結婚や出産などもあり、子供を増やしたらその分もらえるお金が増えるなど、結構社会のシステムに近い部分もありつつ、他の子供との競争という点においても、非常に楽しいゲームになっています。

この人生ゲーム、一時はテレビゲームの勢いに押されて影を潜めましたが、そのテレビゲームでもソフトが作られるなどして、最近はテレビ番組でも取り上げられるなど、再び人気を集めてきています。木のおもちゃ おもちゃの役割